アイドル進化論。への道 #1
あれは今から2年・・・いや3年前だったか、まぁいい。私にとってはつい昨日の出来事だが、君たちにとってはたぶん1カ月前の出来事だ。
最初に鹿屋市から「国民文化祭の企画を考えてくれ」と言われたのは2012年。
当時私が提出した企画は3つありました。
「KAGAYA」デジタルアートフェスティバル、「漫画フェスティバル」、そして「アイドル進化論。」です。
「アイドル進化論。」なんておよそ役所向きじゃない企画、まず通らないだろうと思っていたのですが、上記3企画のうち、鹿屋市が県に提出し、県も承認したのが、「KAGAYA」デジタルアートフェスティバルと「アイドル進化論。」でした!
白状すると、承認された「アイドル進化論。」原案における出演者欄には、赤﨑千夏、福原綾香、ZAQの名はなく、もちろんPileという名前もありませんでした。この時、公務員系アイドルなんて危険物が誕生するなんて夢にも思ってません!
こんなもん通らないだろうと思いつつも、役所だって目立つことやりたいんだろうから、ギリギリ通りそうな、はっきり言ってしまえば、役所に阿った内容で企画を考えたのでした。たとえそこに、コスプレや痛車といった言葉が躍っていたとしてもw
じゃあ、最初に想定していた出演者は誰なんだということになりますが、それはご想像にお任せします。
ただ、当初から私が思い描いていたのは、出演者メインではなく、そこに集う参加者が主役ということ。
だって、国民文化祭だもの。このあたりも役所に気を遣っていたといえるでしょう。ええ。
でも、そんなヒヨった原案通りに進めてたら、あの「アイドル進化論。」はなかったわけです。
そんな私が、「もう役所も国民文化祭も関係ねー!」と吹っ切れる瞬間が来るのはもう少し後の話。